大手日用品メーカーならではのブランドコミュニケーションで人々の暮らしをより豊かに
ライオン株式会社 土山 祥子さん
2023/07/11
立教卒業生のWork & Life
OVERVIEW
経営学部経営学科を卒業し、ライオン株式会社で仕事をされる土山 祥子さんからのメッセージです。
2023年に本社を移転したライオンの新社屋にて(東京都台東区) 撮影:青嶋雄介
立教大学卒業後、化粧品?健康食品メーカーでECサイトを中心としたデジタルコミュニケーションを担当していた土山祥子さん。「より幅広いブランドやメディアを活用する宣伝に携わりたいと考え、ライオンに転職しました」と入社のきっかけを話す。現在はビジネス開発センターで、宣伝?マーケティングに従事している。
「当社は、『より良い習慣づくり』で何気ない毎日の幸せに貢献することを目指しています。その中で私は、ライオンのブランドやサービスを一人でも多くのお客さまに知っていただき、ファンになっていただけるように、社会のニーズやトレンドを捉えながら日々の仕事に励んでいます」
「当社は、『より良い習慣づくり』で何気ない毎日の幸せに貢献することを目指しています。その中で私は、ライオンのブランドやサービスを一人でも多くのお客さまに知っていただき、ファンになっていただけるように、社会のニーズやトレンドを捉えながら日々の仕事に励んでいます」
日本テレビの情報番組に出演し、担当ブランドの『バファリン』を紹介
土山さんが担当するブランドの一つに解熱鎮痛薬『バファリン』がある。かつて市場調査を行った際、約8割の人が痛みを感じても薬を服用せずに耐え、QOL(生活の質)を低下させていることが分かった。「薬に対する誤った知識やイメージを払拭 し、痛みをコントロールすることで自分らしい時間が過ごせるというメッセージをマスメディアやデジタルなどを通して伝達しました。その結果、『もっと早く頼れば良かった』という声を多くいただき、痛みを我慢して悩む人を減らすことに成功。ブランドコミュニケーションが持つ力の大きさと社会に貢献できる喜びを実感しました」と振り返る。
社会人3年目に、松本茂ゼミでゲストスピーカーとして講義を担当
立教大学時代から広告や宣伝に興味があった土山さんは、経営学部で「企業のコミュニケーション戦略論」をテーマとする松本茂教授(現名誉教授)のゼミに所属していた。
「実際の企業の課題に取り組み、社員の方々にプレゼンするので非常に刺激的でした。大手化粧品メーカーの新商品のコンセプトを考えるなど、現在の仕事に直結する貴重な経験を積むことができましたね」
充実した4年間を送った土山さんは、自身の経験を踏まえ、後進にこうメッセージを送る。
「大学時代に打ち込んで得た学びや経験、仲間と過ごした思い出は、生涯の財産になります。何気ない毎日もぜひ前向きに大切に過ごしてください」
「実際の企業の課題に取り組み、社員の方々にプレゼンするので非常に刺激的でした。大手化粧品メーカーの新商品のコンセプトを考えるなど、現在の仕事に直結する貴重な経験を積むことができましたね」
充実した4年間を送った土山さんは、自身の経験を踏まえ、後進にこうメッセージを送る。
「大学時代に打ち込んで得た学びや経験、仲間と過ごした思い出は、生涯の財産になります。何気ない毎日もぜひ前向きに大切に過ごしてください」
※本記事は季刊「立教」264号(2023年4月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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プロフィール
PROFILE
土山 祥子さん
ビジネス開発センターCXプランニング
ブランドコミュニケーショングループ
2010年 経営学部経営学科卒業
撮影:青嶋雄介